iPMとは

Illustrator Pattern Making の頭文字

iPMとはIllustrator Pattern Making の頭文字からとったものです。Illustratorとはグラフィッソフト(またはドローイングソフト)で、アメリカのカリフォルニアにあるAdobe社が販売しています。その Adobe Illustrator をパターン作成に利用することを考案したのが、アウトドアウェアで知られるブランドTHE NORTH FACEのチーフパタンナー・玉置浩一氏です。(※玉置氏は2020年にTHE NORTH FACEチーフパタンナーを退任されました。)

玉置氏は、パタンナーとして40年以上の経験を持つプロフェッショナルであり、Adobe Illustratorを使ったパターンメイキングに可能性を見出した第一人者でもあります。

新しい技術を積極的に取り入れることで、合理的かつ美しく、着心地に優れた服を生み出しています。

スーパーグラフィックツール Adobe Illustrator

Illustratorは名前の通り、イラスト作成は勿論、ロゴデザイン、広告、チラシ、ポスター作成、看板、パッケージデザインなど、あらゆる分野のデザイン作業に使われています。

特に印刷業界ではデファクトスタンダードとなっていて、世界中のクリエイター達が使用しています。
また、正確な図面作成にも使われていて、生活の彼方此方にIllustrator が関わった物が多数存在しているといえます。

その Adobe Illustrator の良さは、画像を劣化させることなく拡大縮小、変形が可能であるため大きさを問わず様々な利用が可能であるという点です。

また、最高解像度での出力が可能であるため、高品位な表示・出力ができます。

Adobe Illustrator パターンメイキング動画解説

Adobe Illustrator の1/5のツールと機能を使うだけでパターンメイキングを可能にしたiPM。
初心者の方でも直ぐにIllustrator Pattern Making が出来るよう、設定から基本操作をパターン作成作業に合わせた内容で動画解説しています。

お取り扱いiPM製品一覧

SegmentTools(線分計測&ノッチ作成)

パターン上の直線の長さはもちろん曲線の長さも簡単に測れるレングスツールと、合印(ノッチ)を作成するのに便利なポインターツール、計測した長さをパターン上に記録したりメモ書きが⼊れられるコメントツール、パターンの角度を⼀瞬で調整するスラントツールなど、イラレにない機能を補い、手引きに近い感覚で作業ができる機能が搭載されています。

NuishiroTools(縫い代作成)

縫い代は付ける場所によって幅を変えたり、処理の種類が様々であったりと、イラストレータに付随する一律処理のパスのオフセットの機能だけでは十分に対応することができません。 そこで縫い代ツールでは、スリットなどの一部分だけ太さが異なるような複雑な縫い代の作成や、反転や直角などの角処理でも、簡単に設定できるコマンド機能をご用意して楽な処理を実現しました。

DB Palette(画像データベース)

ポケット、襟、袖などよく使用するパーツやコメントを、Illustrator上のデータベースとして保存出できるソフト。保存したデータは種類別にフォルダ/グループに分けて使いやすく整理でき、必要な時に素早くドラッグ&ドロップで配置可能。また、登録内容は社内ネットワークでの共有も可能。作成したパターンパーツを常に登録し整理しておくことにより、格段に業務の効率化が図れます。

iPM ニュース

iPM メーカーサイトの更新情報&トピックスにアクセスします。